日常の支援

微細運動の支援

微細運動の重要性と療育の効果

発達障害のお子様の中には、微細運動(手や指を使った細かい動作)が苦手で、日常生活や学習に困難を感じている方が多くいらっしゃいます。

具体的なDCDの一例


  • 箸使いが難しい

  • ボタンやチャックが閉められない

  • 字を書くのが苦手

  • ハサミやクレヨンをうまく使えない

  • 小さな物を掴むのが難しい


  • これらの困難は、発達性協調運動障害(DCD)と呼ばれる、発達の段階から運動の巧みさに困難が見られる状態と関連していることがあります。

    ステッピア豊中では作業療法士の田村を主体としたプログラムを構成しております。

    微細運動療育では、お子様の発達段階や興味に合わせて、様々な遊びや全体活動を通して、支援計画をもとに段階的に目標を達成していきます。

    具体的な活動例
    ・粘土遊び、ブロック遊び、パズル、ビーズ通し、積み木遊び

    日常生活動作
    ・ボタンやチャックの開閉練習、箸使い練習、紐結び練習、ハサミの使い方練習

    感覚統合
    ・指先の感覚を刺激する遊び、全身(粗大)運動

    療育のポイント
    ・遊び感覚で楽しく行う
    ・スモールステップで目標を設定する
    ・成功体験を積み重ねる
    ・ご家庭や関係機関との連携が大切

    発達障害のお子様の微細運動の課題は、適切な療育によって改善することができます。療育を通じて、お子様の可能性を引き出し、より豊かな生活を送れるよう笑顔溢れるサポートを提供しております。

    ハサミが上手に使えない…
    実はハサミや手先のご相談は多いジャンルです。

    発達が凸凹している子供たちの多くは不器用で、できないことに対する不安や苦手意識も高く、ハサミをすぐに使用した練習をしない!がステッピア豊中での具体的な支援内容になります。

    日々の活動の中で粘土遊びやビーズの糸通しなど、①手先の器用さを高める活動を取り入れたり、形を切り抜くゲームや、線に沿って切る練習など、②楽しい活動を取り入れます。

    お友達が楽しそうに工作するのを隣で見て、真似をしたがる興味を利用し、興味を持った時がやりどきなので、そのタイミングを逃さない様に見配りしております。

    日々の楽しい活動を通じて微細運動技能が成長し、自然と「できた!」という成功体験が増えます。これにより、ハサミを使うことを通じて自己肯定感が高めることまでできてしまったりします。

    ご家庭でも、付きっ切りでハサミの練習だけをするのではなく、スローステップな環境を作ることをぜひ意識してみてください!

    ステッピア豊中では、様々な療育を通じて日々の支援を提供しております。
    ご興味があれば、見学や体験へ是非いらしてください!♡

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